TOP > 第15回えんため大賞受賞作家インタビュー:羽田遼亮
歴代受賞作品
●小説部門
●ガールズノベルズ部門
●ガールズコミック部門
第15回エンターブレインえんため大賞
小説部門 優秀賞受賞
羽田遼亮『リーガル・ファンタジー』
●プロフィール
生まれも育ちも東京の某漁師町です。ある日突然、小説を書き始めたはいいが、一次落ちを繰り返し、僕の文は日本語にさえなっていないのか、と数年間断筆。久し振りに再会した友人に励まされ、執筆を再開した矢先、今回の僥倖へと繋がりました。

小説(orまんが)を書こうと思ったきっかけはなんですか?

ある日突然、創作意欲に駆られたものの、自分には絵を描く才能もなければ、映画監督になるコネもなかったので、必然的にこちらの世界に。

えんため大賞でデビューしたいと思われた理由を教えてください。
(ex.賞金が魅力的、出身作家が好きだったなど)

身も蓋もない言い方になりますが、締め切りが近かったからです。同時期にもう一つ締め切りが近いレーベルがあったのですが、子供の頃から『ファミ通』を読んでいたので親近感も決め手になりました。

今回の受賞作のアピールポイントはどこですか?
また、執筆・応募にあたって気をつけたことがあれば教えてください。

書いていて楽しい、読んでも楽しい、エンターテイメントに溢れる作品になるよう留意しました。ラノベと言えばボーイミーツガールですが、些か食傷気味の方もおられると思うので、胃薬感覚で読んで頂けると嬉しいです。

受賞が決まったとき、また授賞式に出席したときのお気持ちを教えてください。

比喩抜きで人生で一番嬉しかったです。ただ同時にかつてない重圧も感じてしまい1ヶ月で7キロ痩せました。

将来、どういう作家になりたいと思っていますか?

固定ファンが付いてくれるような作家になりたいです。ファンタジーに限らず、色々なジャンルに挑戦したいです。

最後に、これから作家を目指す方へひと言アドバイスを!

作家になることを諦めた後に、力を抜いて書いたものが、ふと受賞してしまうこともあります。俺は作家になるしか生きる道はないんだ! と寝る間も惜しんで書き連ねている人が、なかなか受賞できないこともあります。どちらにしろ応募しないと受賞は出来ませんので、宝くじを買うような感覚で応募してみてください。来年の授賞式で会える日を楽しみにしています。