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第17回えんため大賞受賞作家インタビュー
●ライトノベル ファミ通文庫部門
●ライトノベル ビーズログ文庫部門
●ガールズコミック部門
●BLコミック部門
第17回エンターブレインえんため大賞
ライトノベル ファミ通文庫部門 特別賞受賞
仁科朝丸
『くすぐり闘士の無魔術乱舞【ゼロ・ランブル】』
(※『くすぐり闘士の無魔術戦記(ゼロ・レコード)』より改題)
●プロフィール
長崎生まれ関東在住。やわらかい方の皿うどんとコーヒー牛乳、アドベンチャーゲームが好き。小説家の道を志して数年、仕事と並行して投稿を続けていたところ今回の賞を頂く。

小説(orまんが)を書こうと思ったきっかけはなんですか?

まだ小学生の頃ですが、初めてサウンドノベルに触れて感銘を受けたのが全てのきっかけだったと思います。自分も物語を書く側に回ってみたいと思い、ショートショートを書いたり、RPGツクールでゲームを作ったりを経て、最終的に小説に行きつきました。

えんため大賞でデビューしたいと思われた理由を教えてください。
(ex.賞金が魅力的、出身作家が好きだったなど)

えんため大賞は評価シートが丁寧だと友人から聞いたので、「一次選考通ればいいなあ」と思いながら評価シート狙いで応募しました。その時は、まさか賞を頂けるとは思っていませんでした。

今回の受賞作のアピールポイントはどこですか?
また、執筆・応募にあたって気をつけたことがあれば教えてください。

見たまんまですが、女の子をくすぐるシーンに力を入れました。執筆にあたっては、変に自重するとつまらなくなってしまうと思い、恥じらいを捨てて全力で趣味に走りました。

受賞が決まったとき、また授賞式に出席したときのお気持ちを教えてください。

受賞の電話を頂いた時はやたら冷静だったのですが、何分か経ってから大喜びしました。授賞式では始終緊張していましたが、著名な先生方へのご挨拶に伺う時が一番ドキドキしました。

将来、どういう作家になりたいと思っていますか?

私は今まで、小説をはじめとした様々な媒体の物語に触れて、楽しい時間を過ごすことで、人生を豊かにしてもらいました。だから、今まで自分がそうしてもらったように、本を読んでくれる誰かを楽しませて、その人の幸せに寄与できるような作家になりたいと思います。

最後に、これから作家を目指す方へひと言アドバイスを!

過去の自分の経験に基づくアドバイスになりますが、最初から完璧なものを書こうとするとまず完成しません。まずは拙くてもいいから一本完結させて、その次からは「前の作品より面白いものを書く」ことを目標にして完結させる、というのを繰り返していくのが良いと思います。自分なりのベストを尽くして、より良いものを追い求めていれば、必ず実力はついてきます。私もまだまだ未熟な身ですので、一緒に頑張りましょう。