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第18回えんため大賞受賞作家インタビュー
●ライトノベル ファミ通文庫部門
●ライトノベル ビーズログ文庫部門
第18回エンターブレインえんため大賞
ライトノベル ビーズログ文庫部門 奨励賞受賞
チサトアキラ
『残念公主のなりきり仙人録
敏腕家令に監視されてますが、皇宮事情はお任せください!』
(※『残念公主のセンカツ事情』から改題)
●プロフィール
空想大好きなチサと、読書大好きなアキラによる、京都出身の二人組。二人合わせてチサトアキラです。学生時代から、切磋琢磨し合いながら創作活動を続けてきました。空想現実の世界観をこよなく愛しています。

小説(orまんが)を書こうと思ったきっかけはなんですか?

チサ:幼少時から独自の世界観で物語を作ることが好きでしたが、小説を書きたい! と強く思うようになったのは、小学生の頃に様々な小説を読むようになった時からでした。それまでは自分の中だけで空想して楽しんでいた世界やキャラクター達を表現して、周囲の友人達に伝えることが出来る……その一つの手段が、小説を書くことでした。

アキラ:中学生の頃、友人の間で他の人にキャラクターを作ってもらってイラストを描きあったり、自分の作品に登場させるということが流行っていました。はじめは見る一方だったのですが、面白そうだなと思っていたのと、何より友人の中にものすごく絵が上手な人がいて、その人に自分の作ったキャラクターのイラストを描いてもらいたいと思って書き始めました。

えんため大賞でデビューしたいと思われた理由を教えてください。
(ex.賞金が魅力的、出身作家が好きだったなど)

チサ:変わり者のキャラクターがドタバタと奮闘する物語を描くことが好きなのですが、えんため大賞さんなら、こんな主人公や物語を受け入れて下さるのではないだろうか……という気持ちで投稿させて頂きました。また、ゲームも大好きなので、小さい頃から愛読させていただいてきた「週刊ファミ通」さんに名前を載せていただける……ということも、自分にとっては大きかったです。

アキラ:昔から色んなレーベルの小説を拝読させていただいておりました。中でもビーズログ文庫は創刊の頃から読んでいて、好きな作家さんが何人もいらっしゃったという事も一つなのですが、変わり者なキャラクターが好きな私たちの小説をどこが扱ってくださるかなぁ‥と考えた時に、えんため大賞さんではなかろうかと、二人で決めました。

今回の受賞作のアピールポイントはどこですか?
また、執筆・応募にあたって気をつけたことがあれば教えてください。

チサ:独特の世界観を持つ主人公が、周囲から奇異の目を向けられながらも、楽しむことを忘れずに自らのポリシーを貫く……といった内容となっております。
そんな主人公の魅力をちゃんと表現できるように、ぶれない描き方をせねば! と気を付けながら執筆しました。どこか共感していただけることや、くすっと笑っていただけることなどがあれば幸いです。

アキラ:ライトなノリで書かせていただいているのですが、人の在り方や信念を色んな角度から見ていただければと思います。気をつけたことといえば・・やはり二人で書いているので、世界観、キャラクター、文体にずれがないよう注意しています。

受賞が決まったとき、また授賞式に出席したときのお気持ちを教えてください。

チサ:お電話を受けた時はとにかく緊張していて、「これは夢? 現実?」と、ひたすら呆然としていたのですが、アキラに電話で報告する中で次第に実感が湧いてきて、「うわあああ! すごいいいい!」と叫んでいました(笑)。授賞式ではスピーチして下さった先生がたのお言葉が本当に素晴らしくて、感動しました。貴重なお話を聞くことが出来てとても嬉しかったです。

アキラ:私はチサから受賞の連絡を受けたのですが、電話を受ける前には「あ……もしかして?」という期待が浮かび、実際に受賞できたと聞いて、じわっと内心嬉しさが込みあげ、今までにない達成感を覚えました。授賞式では受賞者の方がお話しされていたことに共感を覚えつつ、仲良くなって創作について色々と聞かせてもらえたらなぁと、お話しできる機会を楽しみにしておりました。

将来、どういう作家になりたいと思っていますか?

チサ:ずっとあたためてきたキャラクター達が元気いっぱいに駆け回る物語を、自分達自身が楽しんで書きながら、何よりも読者の皆様にも楽しんでいただける……そんな作家になれたら良いな、と思います。

アキラ:とにかく読者の皆様に楽しんでいただける作品を書き続け、愛するうちの子を皆様と一緒に愛でたり、楽しむことのできる作家になれればと思います。

最後に、これから作家を目指す方へひと言アドバイスを!

チサ:まだまだ修行が必要な未熟者ですので、アドバイスできる立場ではないのですが、まずは何より、自分自身が楽しい! 面白い! ……と思いながら執筆できるということが、完成までのモチベーションに繋がるのかなと思っております。

アキラ:アドバイスなどできる立場ではありませんが、色んなことを見て聞いて知ることが一つの作品を作ることにもつながるのかなと思います。ペンを握ることに疲れたら、そういう遊びをしてみてもよいのかなぁと思います。ひょこっといいアイディアが浮かぶことがありますよ!