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第19回えんため大賞受賞作家インタビュー
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第19回エンターブレインえんため大賞
ライトノベル ファミ通文庫部門 特別賞受賞
春日山せいじ
『引きこもり勇者VS学級委員長まおう』
●プロフィール
小説を書くこと以外に、特にわたしを形容すべき言葉はないような気がします。死ぬ直前まで何かしら書いていれたらいいなぁ、なんてことを考えていたり……。でも、まずは目の前の階段を一段一段登っていかないとですね。頑張ります。

小説を書こうと思ったきっかけはなんですか?

 中学生くらいから漠然と「小説家になりたい」という想いはありました。しかし一文字たりとも書くことはありませんでした。実際に『書く』ことになったのは、自分の中身が空っぽだと気付いた社会人になってからです。だから言います。いつから書き始めても遅いということは絶対にありません。夢は諦めた時が夢の終わりであり、逆に言えば諦めない限り百パーセント夢は叶うように出来ているはずです。そう自分に言い聞かせてここまで書いてきましたし、これからもそうするつもりです。
 何故ならわたしの夢もまだ叶っていないからです。

えんため大賞でデビューしたいと思われた理由を教えてください。
(ex.賞金が魅力的、出身作家が好きだったなど)

 可能性を感じたから、でしょうか。ファミ通文庫様は老舗レーベルであり、ヒット作をいくつも生み出しています。そのヒット作を比べてみると、実に様々なジャンルに渡っていることが分かります。つまり、面白いと思ったものは、どんなジャンルでも書籍化してもらえるのではないか? そして、どんなジャンルでも面白い作品はヒットに繋げる底力を持っているのではないか? そのように感じ入り、投稿させていただきました。
 いつかそのヒット作の中に、私の作品を並べていただけたら光栄です。

今回の受賞作のアピールポイントはどこですか?
また、執筆・応募にあたって気をつけたことがあれば教えてください。

 当作品のアピールポイントは、独特のストーリーと、それに沿って自然と生まれた個性的なキャラクターたちです。本作を執筆するにあたり、『良いお話を書く』ということは一切除外し、ただオリジナリティ溢れる面白い話を書こうと決め、実際その通りにしました。いただいた感想はありがたいことに、私が願っていた通りのものが多かったです。
 あとは売り上げがそれに伴ってくれるように、これから一層努力していくつもりです。

受賞が決まったとき、また授賞式に出席したときのお気持ちを教えてください。

 一応この日に連絡が来るだろうという心積もりはしていたつもりですが、実際にお電話をいただいた時は驚きました。あ、本当に電話って来るんだ、と思いました。
 授賞式では正直ガチガチに緊張して、思うように喋ることも出来ず、帰ってから反省いたしました。結局のところ、受賞という身に余るほど大きな喜びを噛みしめつつも、それよりもこれからのことを考えていかなければならない『現実』の方が勝っていることを、今まさに噛みしめているところです。

将来、どういう作家になりたいと思っていますか?

 お世話になった編集部様、そして私の作品を楽しみにしてくださる読者様、全ての方々にご恩返しできるような作家になりたいです。今は本当にそれだけです。
 もしこれが叶ったのなら、その時は恐らく新しい作家像というものが見えてくるのだろうと思います。

最後に、これから作家を目指す方へひと言アドバイスを!

 恐らく色々と調べていれば、同じようなアドバイスが書かれた箇所がいくつもあることでしょうが、それでも私は敢えて言います。まずは書くことです。そして反省し、考え、また書く。これの繰り返しです。受賞させていただき、刊行させていただいて尚、私はこれを痛感しているところです。
 ——これから出てくる才能へ。共に頑張りましょう。